6月2日(月)2階のホールで
ちゅうりっぷ組、ばら組、ゆり組の3クラスが
そら豆のさやむきを体験しました。
最初に『そらまめくんのベッド』の絵本を見て、どういう豆なのか
他の豆とどういう違いがあるかを伝えていきます。
それぞれのクラスで読み聞かせをしたのですが、
子ども達は「ふかふかのベッドは気持ちいいよね」
「他のお豆さんのベッドは色も形も違うね」と
絵柄を見ながら違いを観察していました。
「ベッド貸さないって言ったから、
お友達が貸してくれないのは当たり前だよね」
絵本の内容を真剣に受け止め、
気持ちを代弁している子もいました。
「ここにあったよ!」「鳥さんが下に踏んじゃってる!」
そらまめくんと一緒に、なくなったベッドを探してくれる子も♪
読み聞かせが終わると、ついに本物のそら豆とご対面!
説明を聞いて早速さやをむき始めます。
「なんかまわりに毛が生えてる!」
「ざらざらしてておもしろい!」
など触った感覚を楽しんでいる子ども達。
満足のいくまで触り終えると
さやをむき始めていったのですが、
なかなか硬くて苦戦をしている様子が伺えました。
観察しながらむき方を考えて
自分なりに挑戦している子ども達!
なんとか2つに折ってみるとそら豆が見え、
「あ!ほんとにふかふかのベッドで寝てる!」と興味津々♪
「手から草の匂いがする」「本当に食べられるの?」
など匂いから想像して考えている姿もありました。
なかには「いい匂い!」と自分の手やさやを
くんくんと嗅いでいる子もいましたよ♪
さやがむけるとそら豆を取り出していきます。
「大きいのがあったよ!」「4つも入ってた!」と
ボールにそら豆を入れながらとても嬉しそう♪
そら豆を出した後はさやの観察が始まりました。
「こんなにきれいにできたよ!」と
自分でむけたさやを見せてくれました!
みんなでどのくらいそら豆が出てきたのか
一つひとつ数えて教えてくれた子もいましたよ。
最後に、茹でてもらう為に給食さんのところに
「お願いします!」と持っていきました。
みんなで取り出したそら豆はおやつの時間にいただきます。
ゆり組は皮むきを難なくクリアし、
「おいしい!」「お家でも食べたことある!」と
パクパク口に運んでいました。
皮をむいた時に分かれてしまった中身を見て
「え、2つに増えた!ラッキー♪」と
喜んでいる子もいて、ほっこりしました。
ばら組は分厚い皮に苦戦していました。
少しでも中身が見えると「あ!ツルツルが見えた!」と
嬉しそうに教えてくれましたよ。
子ども達に味の感想を聞いてみると
少し苦味を感じていた子もいましたが、
ポテト、じゃがいも、おせんべいなど
意外と食べ慣れている味に近かったのか
おかわりもすぐになくなりました!
ちゅうりっぷ組も皮むきが難しかったようですが、
自分なりにやってみようという姿が多く見られ、
保育者もその頑張りを見守っていました。
「おいしい!」という声と「ちょっと苦手かも、、、」と
いう声が半々くらいでしたが、
みんな皮むきには挑戦したようで
お皿にのったツルツルのそら豆を見て
満足そうにしている子もいましたよ。
そら豆のさやむき体験を通して、
子ども達が食材に興味をもって取り組んでいたことを
とても嬉しく感じています。
これからも子ども達と一緒に
楽しく食育活動に取り組んでいきたいと思います。